[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
このサイトでは妊婦時の知識と子育ての知識の紹介しております。
いじめで転校できる
イジメを子どもから告白されたら、色々と話し合って様々な対策を考えるという親御さんは、多い事でしょう。
その中で、「転校」という選択肢がでてくる事も、珍しくはありません。
ですが、学区制が原則である「公立学校」の義務教育期間の場合、イジメが理由での転校は可能なのか?また、可能な場合はどう手続きすればいいのか?と悩むところです。
結論からいうと、「イジメが原因での転校」は、可能です。
ただ、「転校がこの解決策として1番望ましい」という場合でなければなりません。
手続きの方法としては、親が子どもと一緒に、担任・校長に会いに行き、イジメの事実を伝え、「転校」を希望している事を伝えます。
そこで相談・話し合いをした上で、学校側からみても、転校した方がいいと判断されれば、教育委員会に申請して貰えます。
とはいっても、学校側が、イジメの事実を認めたがらない為に、門前払いされてしまったなどというケースも、しばしば見受けられます。
ですので、そういった納得がいかない対応を受けた場合は、教育委員会に直接相談に行くといいでしょう。
原則的には「特別な理由」がなければ転校はできません。
なので、親子でしっかりと意見をまとめ、転校の必要なほどの「特別な理由」である事を、きちんと主張する必要があります。
また、転校が本当に必要だ、それが最善の方法だと本当にいえるのか、その辺も併せて考えて、決断をしてくださいね。
いじめとうつ病
イジメという問題は、その「イジメ」が起こっている環境さえやり過ごさせる、もしくは、生活環境を変えさせてイジメから避難させる、そんな方法でやり過ごせる簡単な問題ではありません。
もちろん、イジメを受けている子の性格の問題もありますので、一時的な「怪我」程度の感覚で、前に進める子もいます。
ですが、イジメで1番注意して頂きたいのは、二次災害のように、しばらくしてから起こってしまう精神的な被害です。
「うつ」などは、その中でも特に気をつけたい病気です。
イジメという経験が、「人の目」を必要以上に意識させ、大人になるまで「トラウマ」のように残ってしまう事があります。
人から迫害される事を、日常的に体験した子どもは、その後、何年間も「こんな事をしたら変じゃないか?」など、どこかで怯えながら生きて行く事が多いそうです。
それが、うつ病を呼び起こす原因となり、つらい人生を生きなくてはならないという例も多々あります。
おかしな事をしたからいじめられた。
そう認識していると、否定的になってしまいがちです。
とてもデリケートな問題なので、イジメについてのケアは、親子間では難しい面が多いかもしれません。
ですが、避けるだけでは、将来的に大きな傷を残したままにしてしまう可能性が高いのです。
できるならば、安易に考えず、最高の理解者として、お子さんと向き合ってあげてください。
いじめられる方にも問題がある
イジメられる方にも問題があるのか?
そう聞かれたら、「はい。そうでしょう」と答えるかもしれません。
問題というか、原因はどんなイジメにも存在するはずです。
「我儘」「変わっている」「嘘つき」など、原因は色々とあるでしょう。
でも、1つだけはっきりしているのは、「どんな理由があろうと、イジメがいい事な訳がない」という事です。
問題があるから、大人数で1人をイジメる必要があるなんてどう考えてもありえません。
問題があれば解決すればいいのです。
卑怯な手段で追い込むなんて、どんな理由があっても正当化できる事ではありません。
問題があったから指摘されて落ち込んだ。
その場合に、「あなたにも原因があるんじゃないの?」という質問をする。
それならまだ解ります。
ですが、問題=イジメていいにはなりません。
大人が、そこのところをはっきりと理解しなければ、子どもは、無邪気に間違いを犯し続けるのではないでしょうか。
極論でいえば、「悪いことした奴は殺してもいい」そういっているのと変わらないのです。
大げさかもしれませんが、実際にイジメが死を招く事もあるのです。
とらえ方の問題だという意見もよく耳にしますが、相手が嫌がる事を、わざわざする必要があるのか?と考えれば、ちょっかいだろうがイジメだろうが、やはり悪い事なのです。
イジメには確かに受ける側に要因がある事は多いです。
ですが、イジメ行為はなによりも情けなく、いけない事だと、認識する事が必要なのではないでしょうか?