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このサイトでは妊婦時の知識と子育ての知識の紹介しております。
母乳 育児
母乳は、栄養面、免疫面、顎の発達、母子のコミュニケーションにおいてなどなど赤ちゃんにとってとてもよいものとされていますが、それだけではなく、お母さんにとっても環境にとってもよいものなのです。
例えば、母乳育児をしていた母親は乳がんや卵巣がん、骨粗しょう症のリスクまでも少なくなるというデータがあります。
また、粉ミルクを使わないことはゴミを減らすことにもつながりますよね。赤ちゃんがおなかが空いた時に準備なしですぐに与えることができるという利点もあります。
しかも、授乳によって脂肪が落ちるので、期せずしてダイエット効果も得られるのです。
ところで、そもそも母乳って何と聞かれると答えにつまる方も多いのではないでしょうか。
実は、その原料は「血液」なのです。
血液が乳腺で乳汁へと作りかえられています。
最初に原料が血液だと知った時、「血液なのになんで赤くないんだろう」と不思議に思いました。
これは、赤い色の赤血球は取りこまれず白色の白血球や血液中の栄養分などが取りこまれるためなのだそうです。
母乳が赤いというのは、想像したくないです・・・。
母乳の中には、ビタミンとミネラル、たんぱく質や脂肪など100以上もの栄養分が含まれています。
いい栄養分を作れるように、母体はいいものを食べたいですね。
最初は母乳育児への不安も多いでしょうが、母乳育児をしている人のブログや応援サイトもたくさん存在しますので、情報を集めながら楽しく子育てをしたいですね。
出産育児一時金
最近、出産育児一時金が引き上げられるということが話題になっています。
出産育児一時金とは、妊娠・出産時に健康保険が使えないのでその費用の一部に当てるようにと支給されるものです。
支給金額は、35万円だったのが21年の10月から4万円引き上げられるとのこと。
(「産科医療補償制度」に加入している病院での出産では、元来38万だったので42万にアップすることになる)
出産での入院には30~50万円必要と言われています。
場合によっては、この出産育児一時金で支払いきれるということですね。
支給は、健康保険に加入していて妊娠4カ月以上で出産することが原則になっています。
例外の支給対象は、4カ月以上で死産や流産した場合などです。
請求するのは、出産時に加入している健康保険へというのが原則。
ただ、女性が退職してから半年以内の出産の場合は、勤め先の健康保険に1年以上加入していたことが条件で、そちらに請求することも可能になります。
出産育児一時金と混合されやすいものに出産祝い金があります。
こちらは、各市町村単位で異なるもので各市町村へ請求するものです。
福島県の矢祭町は、第3子に50万円、第4子に100万円、第5子に150万円、さらにそれとは別に11歳までに計50万円を支給するということで話題になりました。
少子化対策の一環ですね。
出産祝い金と出産育児一時金は別々に請求が必要になりますので、混合しないようにしましょう。
育児休業
・性別を問わずに取得できる
・期間は子どもが一歳になるまで(場合によっては半年間延長可能)
・一人の子どもに一回まで
・公務員の場合は子どもが3歳になるまでの間の期間
上記は、日本の育児休業について述べています。
1.56%という数字が何だかわかりますか。
2008年に厚生労働省から発表された、日本で育児休業を取得している男性社員の割合(女性は89.7%)です。
前回のデータ(2005年度、0.5%)からみれば3倍にはなっていますが、「子ども子育て応援プラン」の2014年までに男性10%(女性は80%)という目標を達成するには、もう少し取得を後押しする政策が必要と言えます。
先ほどの厚生労働省のアンケートによると、育児休業を取りたいと思っている男性自体は、31.8%に上ります。
・ほとんどの男性社員が利用していない
・仕事が大変で休むわけにはいかない
・給与が減ってしまう
・夫婦一緒に育児休業を取得することができないことなどが、実際の取得を邪魔しているようです。
日本では、育児休業の給付は休業開始時の30%の金額ですが、コペンハーゲンなどは、全額支給という形で子育てを応援しています。
また、男性の育児休業取得を推進していて、様々な政策の結果、2005年度のコペンハーゲン市男性職員の育児休業取得率は55%に上りました。
政策次第では、この数字は夢ではないはず。
日本も、せめて取得したいと思った男性だけでも気軽に育児休業を取得できるようになって欲しいです・・・。