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このサイトでは妊婦時の知識と子育ての知識の紹介しております。
初節句はどうしたら
男の子なら「子どもの日」、女の子なら「おひな祭り」、生まれて初めての大イベントですね。
まずは、お宮参りが先ですので、生まれた時期によっては、1年先に延ばす事も多い「初節句」ですが、せっかくのおめでたい事なので、ソツなくこなしたいところです。
ですが、地域によって、お祝いの仕方には様々な特徴があり、どちらのしきたりに合わせるのか?だけでも、頭を抱えるところです。
嫁いだ以上は、旦那さんの地域のしきたりに合わせてお祝いした方が無難です。
自分の両親とならば、そこまでもめる事もないでしょう。
ですが、注意した方がいいのは、お祝いの内容です。
自分の両親の方が、あまりに差がつくほどに盛大に祝ってしまうとトラブルのもとです。
事前に色々と相談しておく事をお勧めします。
そしてお招きした際の料理。
これもあれもと考えると、想像以上に大変です。
理想は、立派な手料理を振る舞うのが1番でしょうが、出前のお寿司に簡単なお吸い物とか、お祝いと記念撮影して、どこかゆっくりできるお店でお食事とか、手抜きしても問題ないでしょう。
主役は子どもですので「おめでとう」とみんなで楽しく祝えれば、料理なんてなんでもいいと思います。
そして、それが終わったらお礼状。
これなかった方だけでなく、きてくれた方へも忘れずだしましょう。
この時の写真なども一緒に添付するときっと喜ばれますよ。
このように、色々と紹介しましたが、たった1度の大切な行事ですので、みんなが楽しくお祝いできるように、頑張ってくださいね。
雛人形をすぐにしまわないと婚期が遅れる
「ひな人形は、3月3日が過ぎたら早くしまっておかないと、娘の婚期が遅れるよ」こんな言葉はよく耳にしますよね。
ただの迷信でしょ?とは思う物の、ちょっと気になるところです。
ひな人形は、厄払いになると有名なので、大切にしないと、なんだかばちが当たりそうな気分にもなります。
こういった事が、「いい伝え」として今も残っているのには、ちょっとした理由があります。
もちろん、おひな様をだしっぱなしにしていたって、それが原因で、お嫁に行けなくなるなんて事は、ありません。
これはただ、「おひな様すら片付けられないような躾をしていたら、お嫁の貰い手なんてないですよ」といった物です。
だらしない女性は結婚には不向きですし、あまり褒められた物でもありません。
それに加えて、行事が済んでいるのに、いつまでもおひな様を飾りっぱなしにしているというのは、はたからみても恥ずかしい事です。
そういった事を避けるように、諭す言い回しとして、そういった言葉で、伝えられてきたようです。
「雨の日におへそをだして寝てると、雷様に盗られるよ」と寒い日にお腹をだして寝ないようにいい回した言い伝え。
それもこれと一緒ですね。
迷信とか、いい伝えとかいわれる物には、実は「先人の知恵」がいっぱい詰まっているという事がよくあります。
昔の人は、きっと本当の意味で賢く、育児・教育していたのでしょうね。
現代を生きる私たちにも、見習わないといけない事がたくさんあるのではないでしょうか。
ひな祭りの由来
みなさんは、「ひな祭り」の由来をご存知ですか。
「ひな祭り」は、古代中国の上巳節が遣唐使によって日本に伝えられた事が始まりといわれています。
その昔、季節の変わり目や色々な節目には、悪い事が起こりやすいと考えられていました。
そして川などの水は、そのような悪い物を洗い流す物とされてきました。
上巳節は、季節の変わり目などに老若男女すべての人に対して、厄払い、幸福祈願する為の物だったのです。
昔から日本でも、形代などの厄払い信仰が行われていたので、それが、合わさって、現在の「桃の節句」へと変化して行ったようです。
元々、ひな流しといって、人形を身代わりとして厄を受けて貰い、それを川や海に流す物が本来の姿でした。
その人形が、時と共に豪華な物になって行き、毎年流すには、あまりに勿体無いと、今のような飾りびなになりました。
ですが、今でも変わらず、ひな流しの伝統を守り続けている地域は少ないながらも存在します。
また、桃の節句が3月3日なのは、上巳の節句が3月上旬の巳の日を意味するところからきています。
毎年変動する事を避けるために、3日と決められたようです。
このひな祭りのひなというのは、平安時代の上流階級の子どもの遊びであった、「ひな遊び」からきています。
「ひな」は、大きな物を小さくするという意味で、今でいうおままごとのような遊びでした。
これが家の財力の象徴とされ、どんどん豪華になって行ったのだそうで、大きな飾りが自慢になるのは、今も変わらない特徴かもしれませんね。