妊婦と子育ての知識

産後 セックスレス

産後はセックスレスになりやすいものです。
産後からセックスレスになり、そのまま、ずっとセックスレスという夫婦もいるでしょう。
なぜ産後セックスレスになりやすいかというと、授乳している女性は、プロラクチン、オキシトシンなどのセックスのときにも分泌される女性ホルモンが体内に充満するので、性的に満ち足りてしまっているからです。
性的欲求が生まれにくいうえに、会陰切開などでセックスに痛みや恐怖、不安を感じてしまう、もしくは、慣れない育児で疲れていて、セックスする気になれないわけですね。
夫の方も何度かセックスを誘って断られると、次第にやる気がなくなってしまって、セックスレスになるというのが、産後セックスレスに多いパターン。
夫の浮気が起こりやすい時期でもあります。
膣への挿入をしなくても、性的に満足させることは可能ですから、なるべく、夫の性的欲求を受け止めてあげたいものです。
女性ほどではないにしても、セックスへの誘いを断られると男性も傷つきます。
また、安易に立会い出産をすると、それをきっかけに産後セックスレスになってしまうことも。
男性にその覚悟がないのに、無理に立会い出産を強要するのはやめましょう。
産後の女性の体は元に戻るまでに時間がかかりますから、少なくても産後の一ヶ月検診が終わるまでは、セックスレスの方がいいのです。
でも、最低限のセクシャル・コンタクトはとっていないと、出産をきっかけに男女ではなく、パパとママになってしまいます。
お互いに我慢と歩み寄りが必要ですが、産後セックスレスにならないために、ほんのちょっと努力しましょう。

妻 セックス拒否

妻がセックスを拒否するという悩みは、出産直後に多いようです。
特に、一人目を出産してから一年くらいは、慣れない育児への疲れや母親としての本能から、セックスを拒否してしまう女性が多くなります。
人によっては、元々、セックスがあまり好きではなく、子供を授かるために渋々していたというケースもあるでしょう。
妻がセックスを拒否するのは、離婚の理由になります。
どうしても、セックスなしではいられない場合、不倫をしたり、風俗に行ったりして性欲を解消する方法もありますが、離婚の際には不利になってしまうと覚悟しておいてください。
出産がセックスを拒否する原因の場合は、育児が落ち着いてくると、性欲が戻ることもあります。
でも、育児に協力的でなかったり、セックスを無理強いしたりすると、性欲が戻ってもセックスを拒否するかもしれません。
とりあえずは、自分で性欲を処理して、手を繋いだり、抱きしめたりといったスキンシップをすることから始めてみるのも一つの方法です。
触ることすら拒否するのなら、カウンセラーなどに相談してみる必要があるでしょう。
今まで男性が自分本位のセックスしかしてこなかったために、セックスに対していいイメージを持てないのかもしれません。
まず、セックスを拒否する理由が何かを知ることが大切です。
妻にセックスを拒否され続けると、男性としてのプライドが傷つくと思いますが、くれぐれも感情的にならずに、じっくりと話し合いましょう。

マンネリと離婚

マンネリと離婚は、密接に関係しているようです。
マンネリから、つい他の人と浮気してしまって離婚するハメになったり、マンネリ化した日常に耐えられなくなって離婚したりというケースが多くみられます。
マンネリというのは、トラブルがなく平和な状態ですから、パートナーが不満に思っていても気がつかない場合もあるでしょう。
自分は穏やかで安らげる家庭だと思っていたのに、ある日突然、相手から離婚を切り出されてうろたえるという男性もいるみたいです。
マンネリから離婚になってしまわないためには、結婚記念日や相手の誕生日などに花束を贈ったり、ちょっと贅沢なレストランに行ったり、感謝の気持ちと愛情を表現し続けることが大切だと思います。
たまには、恋人気分で出かけたり、旅行に行くのもいいかもしれません。
付き合っていた頃のようにデートしてみるのもオススメです。
相手がマンネリを感じていないのに、自分だけがマンネリを感じていてつらいなら、新しいことを始めてみるという方法もあります。
英会話を習ってみる、料理のレパートリーを増やす、ガーデニングを始めるなど、今までしていなかったことをすると、世界が広がり、日常が変化するでしょう。
パートナーへの態度を見直してみるのも、マンネリの改善に繋がります。
思いやりのない態度をとっていないか、もっと相手のためにしてあげられることはないか、時々、振り返ってみるといいと思います。
マンネリから離婚してみたら、どうでもいいと思っていた相手のかけがえのなさがわかるかもしれません。
離婚してから後悔しても遅いのです。