妊婦と子育ての知識

ロハスな生活　ホメオパシー

ホメオパシーは、ギリシャ語です。
「ホメオ」には“似たもの”とか、“同じ”と言う意味があります。
「パシー」は“病気”とか、“療法”という意味があるのです。
この２つを合わせて、「同種療法」とか「類似療法」などと呼んでいます。
昔から「毒をもって毒を制す」と言われていますが、それと同じです。
様々な病気の原因に対して、同じ様な症状を引き起こすものを服用することにより、元の病気の症状を取り除いていくという考えなのです。
現代の医学では、逆症療法というホメオパシーとは対立する方法で病気を治していきます。
下痢をしたら下痢止めを飲む、熱が出たら熱を下げる薬を飲む、といった方法ですよね。
ホメオパシーの治療薬（レメディといいます）は、自然なものからできています。
樹木・動物・鉱物界から取れた、ごくわずかな物質を１億倍以上に薄めます。
それを小さな砂糖の玉に染み込ませて、舌下に入れて時間を掛けて溶かしていくのです。
このように１億倍にも薄められたレメディで、なぜ病気に効果があるのかなど、疑問点は多々あります。
しかしながら、効果が実証されているのも事実です。
実際、英国王室やヨーロッパ各国の多くの王室の主治医はホメオパシーの医師なのです。
薬を使わないので、副作用も無く、体にも優しく、自然治癒力を高めていってくれます。
現代の医学療法で治していくか、自然治癒力に頼ってみるか、ご自分の考えに合った方法を選ぶといいのではないでしょうか。