子供 筋力トレーニング 注意点子供の筋力トレーニングの注意点としては、負荷をかけすぎないこととビタミンやミネラルなどの栄養素を充分に摂ることがあげられます。
骨端線(軟骨と骨の境目)が開いている子供は、重い負荷をかけたトレーニングを行うと、骨端線が傷つき、成長障害を起こす危険性があるのです。
子供が筋力トレーニングをすると身長が伸びなくなるといわれているのは、このためだと思われます。
また、体の成長にたくさんの栄養素を必要とする時期なので、栄養の偏りには充分に気をつけるべきです。
もし、栄養素が足りていないのに筋力トレーニングを行うと、本来なら体の成長に使われるはずの栄養素がトレーニングで消費されてしまいます。
必要に応じてサプリメントも利用して、カルシウムなどのミネラル、各種ビタミン、タンパク質が不足しないようにくれぐれも気をつけましょう。
骨や関節がきしんでいるように感じる時には、筋力トレーニングをしないようにするのも大切です。
少しでも体の異常を感じたら、すぐに筋力トレーニングを中断し、場合によっては医師の診断を受けてください。
骨端線が閉じる17歳頃までは、筋力をつけることよりも、骨端線を傷つけないことを最優先しましょう。
スクワットや腕立て伏せなども骨端線に負担をかけてしまうので、やりすぎるとよくないです。
軽いダンベル、負荷の軽いゴムチューブなどを使って、軽負荷トレーニングを行うことをオススメします。
なるべくゆっくりとした動きで、反動を使わずにトレーニングすると、より効果的です。
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