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七五三 男の子の服装で必要なもの
男の子の七五三で必要な物は、衣装が和装か洋装かでも変わってきます。
洋装の場合にはブレザーにワイシャツ・ネクタイ・靴といったところですが、和装の場合には羽織り・袴だけでなく、長襦袢から一式が必要になります。
実際には、全てセットにして七五三用品として販売されている事の方が多いので、一品ずつ揃えるということは、和装でも洋装でもめったにありません。
祖父母の意向によって高級品を揃えたいということで、本格的に呉服屋さんで一から揃えるというケースもないではないですが、まずほとんどないといってもいいでしょう。
また、現代の子たちは和装に慣れていませんから、窮屈な和装で着つけても、はだけてしまったりするため、作りが簡素化されています。
簡素化といっても、簡単に着脱出来る作りになっているという感じなので、見た目に違和感はないはずです。
なので、子供のことを考えても、そのように作られているものを選んだ方が良いでしょう。
セットになっているものなら一式揃っていますから、あれを忘れた、これを忘れたということがなく安心です。
それに、価格もセット品で購入した方が良心的な価格となっています。
和装で必要なものは、長襦袢・伊達締め・半襟・腰紐・着物・羽織・袴・角帯・羽織紐・足袋・草履・お守り・懐剣・扇子です。
洋装で必要なものは、ワイシャツ・ネクタイ・ブレザー上下・ベルト・靴下・革靴といった感じですから、和装に比べると随分楽に揃えられますね。
七五三 女の子の服装で必要なもの
七五三の衣装については、着物にするかドレスにするかでまず違います。
女の子の場合、どちらにしても豪華に見えますし、子どもがドレスの方を選びたがることも多いようです。
ですが、両親や親族は着物を着せたがる傾向が今でも高く、特に少子化の現代では、一人の子にすべてをかけるような風潮も見られます。
ですから、女の子の衣装にはお金をかけるという家庭も少なくありません。
そうはいっても、女の子の和装は、三才と七才では違うため、両方和装で行うのは金銭的に大変でしょう。
また、男の子の場合は、五才だけという地方も多いのですが、女の子の場合は三才と七才だけでなく九才でも行う地域があります。
そのような地域の場合は、三才は洋装、七才と九才では着物というパターンで行うことも多いようです。
昔は、お宮参りの際にのしめを作り、そののしめを利用して七五三の衣装とするのが一般的でしたが、最近ではあまり行われなくなってしまいました。
用意する衣装がドレスの場合には、ドレスにリボン、靴を揃える程度で済みますが、和装の場合には肌着から全て揃える必要がありますから、その分、費用がかかってしまいがちです。
でも、近頃ではレンタルの衣装も豊富にありますし、購入する場合でも一式全て揃ったものを予算に合わせて選ぶことができるでしょう。
お参りは結婚式の出席などで今後も使える可能性のある洋装にして、写真スタジオで和装の衣装をレンタルして撮影するというのもいいかもしれませんね。
七五三 子供の服装はどうする
七五三の時に子供に何を着せるかで迷う親御さんも多いかもしれません。
現代では少なくなりましたが、かつては産まれて間もなくのお宮参りの時に、七五三用の衣装を作って、その衣装を赤ちゃんに羽織らせる形で連れて行くのが一般的でした。
ですから、七五三ではその衣装を利用してお祝いしていたのです。
最近では、お宮参りも親子ともに洋装のケースがほとんどです。
なので、七五三の時に初めて衣装を用意するというケースが多いでしょう。
和装の衣装は洋装よりもお金がかかります。
それに、小さな子が着物で動くのは大変ですし、転んだりして汚してしまうことも少なくありません。
それで、三才には男女ともに洋装で行うことが増えているようです。
三才の時には、女の子はワンピース、男の子はブレザーといった洋装で行っておいて、五才と七才のお祝いで和装の衣装を着せるというケースも多いです。
昔は子供が多かったので、七五三の衣装も使い回しをしていました。
でも、昨今では子供の数が減少しているため、一人一人に新調するのが一般的みたいですね。
もちろん、レンタル衣装もありますが、子どもが少ない分、両親や祖父母からの期待も熱く、高額な衣装を用意する家庭が増えているようです。
ただし、近頃では祖母でさえ着付けができないことが珍しくありませんから、着物を着せる場合には美容院などの着付けができるところの予約を行う必要があります。
身近に着付けができる人がいれば問題ないのですが、早い時期から予約を入れておかないと、予定の日程で予約が取れないこともありますから気を付けましょう。