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赤ちゃん虫歯

2009-09-24 23:39

赤ちゃん虫歯

虫歯は、細菌の感染によって引き起こされる、一種の感染症です。
虫歯を引き起こす代表的なな細菌として、ミュータンス菌(ミュータンスレンサ球菌=mutans streptococci)が挙げられます。
虫歯菌は食べ物のカスなどが歯にくっついてできた歯垢(プラーク)に棲息し、長く歯の表面に留まります。
これら種々の虫歯菌が生産する「酸」によって、歯のカルシウムやリンなどの無機成分が溶け出し、エナメル質や象牙質が破壊され、最終的に歯根まで達して歯を崩壊させます。
これが「虫歯」のメカニズムなのです。
生まれたばかりの赤ちゃんは、ミュータンス菌を持っていません。
 赤ちゃんの虫歯の原因は、主に両親やおじいちゃん、おばあちゃんなどの近親者が赤ちゃんに虫歯菌(ミュータンス連鎖球菌)を感染させることにあります。
もしも、二歳から三歳まで(十二歳までという説も)の間に、周りの人が虫歯菌を感染させなければ、一生虫歯にならないですむという説もあるのです。
ただし、これはとっても難しいので、あまり神経質になりすぎるとお母さんが疲れてしまうかもしれません。
まず、赤ちゃんの唇に唾液をつけるキスは厳禁です。
大人の口で咀嚼した食べ物を赤ちゃんに食べされるのもダメ。
箸やスプーン、コップなどの共有ですらNG。
かわいい赤ちゃんの手を大人が口に含んで唾液をつけ、その手を赤ちゃんが口に含んだらアウトです。
虫歯菌を保菌する人が話していて、赤ちゃんの唇や口の中に唾液が飛んでしまってもレッドカード・・・。
赤ちゃんに虫歯菌を感染させないことがどれだけ困難かおわかりいただけたでしょうか。
大人の唾液から赤ちゃんに虫歯が感染するということを知らない人も多いですし、おじいちゃんやおばあちゃんなどはやめてほしいと懇願してもきいてくれないことがあるものです。
なるべく虫歯菌に感染させないように心がける程度にして、歯が生えてきたら虫歯にならないように気をつけてあげた方が確実に虫歯を予防できるでしょう。
一生懸命にがんばっても、子供同士でジュースの回し飲みをして虫歯菌に感染してしまう可能性もありますし、虫歯菌の感染を気にしてスキンシップ不足になってしまう方が大問題です。

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