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赤ちゃん虫歯治療
赤ちゃんが虫歯になっても、治療は必要ないと考える方もいるかもしれません。
どうせ乳歯だし、永久歯が生えてきたら気をつければいいやと思っていると大変なことになってしまいます。
虫歯になってしまったということは、虫歯になりやすい生活習慣だということ。
まずはこれを治さないと、永久歯が生えてもすぐに虫歯になってしまうでしょう。
歯の生え変わりの時期になると、乳歯の下に永久歯がスタンバイします。
この時、上にいる乳歯が虫歯だと生える前から虫歯に感染して、弱い上に変色した永久歯が生えてくる危険性があるのです。
また、虫歯になっている歯では噛みづらいため、変な噛みぐせがついてしまうこともあるでしょう。
片側だけで噛む習慣ができてしまうと、顎の歪みから全身に不調が起こってしまいます。
虫歯がひどすぎると、顎の骨にまで炎症を起こすこともあるそうですし、発音に影響が出てしまったり、歯並びが悪くなる可能性もあります。
虫歯を治療せずに放置すると、将来、大切な我が子をつらいめにあわせてしまうことになるのです。
健康な歯は一生の財産ですから、物心つくまでにできるだけ虫歯にならない生活習慣を身につけさせてあげたいですね。
もし、赤ちゃんが虫歯になってしまった時には、子ども自身が虫歯の治療の必要性を理解できるようになる三歳までは本格的な治療を避けます。
その代わりに、虫歯の進行を止める薬サホライド(フッ素ジアミン銀製剤)を塗るという方法があるのですが、前歯などの目立つところの歯に使うと、黒くなってしまうので可哀想です。
丁寧に歯を磨いた後、手間はかかりますが、こまめにジェルコートFなどのフッ化ナトリウム製剤を塗ってあげてください。
【フッ素塗布】
フッ素塗布とは、歯のエナメル質の結晶性を高め、エナメル質が生えたあと、強くなることを助け、むし歯になりかかっている歯の再石灰化を助ける、「フッ素」を歯の表面に塗ることです。
生えたての歯のほうが、取り込みがよいので、効果的です。
フッ素塗布は、歯科医院か、自治体によって保健所で行っています。
要するに歯の質を強くして、むし歯になりにくくするお薬です。
同じ人がフッ素を塗った場合と塗らない場合では、3割くらいの差があるといわれています。
ですから、あまり過大な期待はしないほうがよいでしょう。
フッ素は、自然界にも多量に存在しますが、過剰摂取により、慢性中毒、急性中毒を起こします。
致死量は、乳幼児(体重10キロ)では、約535グラムといわれています。
体重1キロあたり、1.35~1.8ミリグラム以上フッ素を摂取すると、悪心、嘔吐、腹痛、下痢などの急性中毒症状が認められます。
しかし、実際にフッ素塗布するときに使用するのは、薬品として約2ミリリットルなので、その中のフッ素の量は、0.4ミリグラムで、そのうち、体の中に入る量はごくごく微量と思われるので、安全な薬品です。
【塗る方法】
歯の表面をきれいにする。
(歯医者さんの電動の歯ブラシなど)
お口の中に綿などをいれて、歯に唾液がつかないようにする
歯の表面を乾燥(歯医者さんの空気の出る機械)
フッ化物の塗布(綿棒等に染み込ませて、歯の表面に塗る)
約4・5分間口をあけていてもらう
フッ素塗布後30分は、飲んだり、食べたり、うがいしない
フッ素塗布自体は、たいした作業ではないのですが、やはり、小さいお子さんに、4・5分じっとしているというのは難しく、泣く子も多くいます。
塗れば効果があるのは確かですが、とっても嫌がって泣いている子どもを押さえつけて、、塗るか塗らないかは、ご家庭の判断でしょう。
どちらにしてもむし歯予防に一番重要なのは、食生活、次に、歯磨き、それをした上でのフッ素ということを確認してください。
【塗布以外のフッ素】
歯科医院等で、フッ素を塗っていただくほかに、フッ素を使う方法は、「歯磨き粉」「洗口剤」「ジェル」などがあります。
今は、市販されている歯磨き粉の中に、フッ素が含まれているものも多く出回っています。
もし、歯磨き粉を使うのならば、フッ素の含まれているものを選びましょう。
ただ、最初から歯磨き粉をつけて磨きますと、泡で歯がよく見えなくなってしまうので、歯垢を落とすには、逆効果になる場合があります。一度、何も付けずにきちんと磨いたあとで、最後には磨き粉を少々付けて、歯の表面に塗りつけるような形で使うと良いでしょう。洗口剤は、「ミラノール」というのが市販されています。
粉末になっていて、水に溶かして、うがいをするので、家庭で手軽に出来ます。
ただ、分量を間違えたり、飲んでしまうのは危険ですので、十分注意が必要です。
ぶくぶくうがいが出来る子が対象ですので、乳歯の生えたての頃は、少々無理でしょう。
「ジェル」は、家庭で歯を磨いた後、歯ブラシに小豆粒分くらいとって、歯の表面全体に塗りつけるようにしていきます。
これも、量さえ間違わなければ、手軽な方法です。
アメリカ製が多いので、フレーバーもいろいろ選べます。
ただ、味がちょっと渋いような感じですので、中には、苦手な子もいるでしょう。また、長く使うと、歯の表面が茶色く着色する場合があります。ただ、この着色は、歯科医院等で、取ることは可能です。スプレー式のものもあります。これは、磨いたあとで、歯の表面に吹き付けるものです。味も嫌な味はなく、一番受け入れやすいかもしれません。ご家庭で使えるフッ素は濃度が低いので、効果もいくらか低いでしょう。
しかし、濃度の低いものを頻回に使用するほうが、むし歯予防の効果が高いとの報告もあるので、上手に利用しましょう。
安心できる家庭で使うことが出来るので、小さいお子さんには、無理なく使えることが出来るのではないでしょうか。
赤ちゃんの虫歯予防の方法
赤ちゃんの虫歯予防の方法としては、早いうちからハブラシに慣らして、歯磨きを嫌がらない子にすることと、悪い食習慣をつけないようにすることがあげられます。
口の中を触られることに慣れていないとハブラシを嫌がってしまうことが多いので、離乳期などの何でも口に入れたがる時期に、子供用の安全なハブラシを与えてハブラシへの抵抗感をなくしておきましょう。
どうしてもハブラシが嫌なら、お湯で濡らしたガーゼや脱脂綿で歯をぬぐってあげるようにします。
歯磨きが痛いと歯磨き嫌いになってしまいますから、力まずに軽いタッチで磨いてあげるように心がけてください。
歌を歌いながら磨いたり、キャラクター付きのハブラシで磨いたりして、子供が歯磨きを楽しめるように工夫し、短時間でささっと済ませます。
最低限、夕食の後に歯磨きできればよしとしましょう。
一人でうがいできるようになるまでは、歯磨き粉は使いません。
虫歯が目立ちやすい上の前歯を重点的に磨くようにするといいのですが、磨き方が下手だと痛みを感じやすいところでもあるので、丁寧に磨いてあげるように注意します。
歯が生えてきたら夜の授乳をやめるようにするか、最後に湯冷ましを飲ませるようにすると、虫歯になりにくくなるでしょう。
水分補給のためとはいっても、甘味料がたっぷり入っているスポーツドリンクや乳酸飲料、果物のジュースなどはあまり飲ませないようにします。
甘いものを極力あげないようにして、だらだらとおやつを食べさせず、ロイテリ菌入りヨーグルトやキシリトールなどを上手に利用するのも虫歯予防になると思います。
【赤ちゃんの歯がはえ始めたら】
赤ちゃんの歯は、下の歯(バラバラの場合もあり)から生え始めます。
生え始める前に、歯茎が痒いので口を鳴らす、下の歯茎を舌で遊ぶ行為がみられます。
歯が少しでも見え始めたら、授乳後には指に巻いたガーゼで歯をふき取り、1才を過ぎて離乳食後に授乳をする場合は、授乳前に歯磨きするようにしましょう。
【乳歯は永久歯のためにも大切に】
よく勘違いされているのが、「いずれ永久歯が生えるから、虫歯になっても・・・」という考え。
乳歯は大切にしないと、あとあと苦労します。
乳歯が虫歯になって早くぬけてしまうと、永久歯は行き場を見失い別の場所から生えてしまうこともあるのです。
また、ひどい虫歯になると、永久歯の質も悪くなります。
また、食事とおやつの時間など生活のリズムがくずれている場合も見直しをしましょう。
いつでも口の中に食べかすがある状態が一番のむし歯の原因です。
また、食後には麦茶または水を飲むことを習慣にしましょう。
【唾液は、虫歯菌を退治する】
唾液は、虫歯菌に有効な働きをしています。
人間の口の中は食べ物が入っているときが、酸性に傾き虫歯の原因になりやすくなります。
食べていない時間は、唾液の作用で正常な状態に戻ります。
ので、ダラダラ食べが一番の虫歯進行の原因なのです。
要するに規則正しい生活が唾液をたくさん分泌してくれるのです。
妊婦の虫歯
妊婦は虫歯になりやすいといわれています。
つわりの時期に一度に充分な量の食事が摂れなくなり、小分けにちょこちょこ食べてしまうことが多く、にもかかわらず、ハブラシを口に入れるだけでえづいてしまったり、気分が悪くなったりして、きちんと歯磨きできないためです。
また、妊娠中は唾液緩衝能(pHを正常域に保とうとする性質)が低下してしまいます。
その結果、口腔内環境が悪化し、う蝕が進んだり、歯肉が炎症を起こしてしまいがちになるのです。
できれば、妊娠の前に虫歯や歯周病などの治療をすませておくといいでしょう。
歯周病の妊婦は通常の約5倍も早産しやすくなり、歯周病がひどいと低体重児出産の危険性が約7倍増すという研究データもあります。
計画妊娠でなければいつ妊娠するかわからないですから、日頃から半年くらいおきに歯科医院に行き、歯石を取ってもらいがてら、デンタルチェックをしておくといいです。
地域によっては、保健センターがマタニティーデンタルチェックを実施してくれることもあるようです。
マタニティーデンタルチェックでは、唾液を検査して虫歯や歯周病のなりやすさを教えてくれるでしょう。
子供の口の中の環境はお母さんとほぼ同じということが多いので、自分の口内環境をチェックすれば子供の傾向もわかります。
虫歯になりやすい、なりにくいも、ある程度は遺伝で決まってしまうのですね。
ちなみに、妊娠中に虫歯になってしまったら、妊娠初期と妊娠後期はなるべく治療を避け、安定期に治療するようにします。
妊娠初期と妊娠後期にどの程度まで治療をするかはその歯科医によっても違いますし、虫歯の程度にもよりますが、出産後は薬を使うと母乳をあげられなくなったりするため、場合によっては治療をすませてしまうこともあるでしょう。
歯科医に妊娠を告げるのはもちろん、かかりつけの産婦人科医にも相談して、最適な処置を選んでください。
【妊娠中に歯の治療を受けるときに注意すること 】
・妊娠していることと、妊娠経過を伝えましょう
妊娠中に歯科治療を受ける場合は、必ず歯科医師に、妊娠していることと、現在の妊娠月数と詳しい健康状態を伝えるようにしましょう。
そうすれば、歯科医の側も妊娠の経過に十分注意しながら、より安全に治療を進めることができます。
・母子健康手帳を忘れずに持参
母子健康手帳は妊娠経過が記されています。
妊娠経過によって歯科の治療方針も異なってくるので忘れずに持っていきましょう。
・産婦人科の先生にあらかじめ相談を
歯科医にかかる前には必ず産婦人科の先生にも相談をしておくようにしましょう。
場合によっては歯科医から産科医に「この薬を使いたいのですが」などと紹介状をやり取りしながら治療に当たるケースもあるので、最初から双方に相談しておいたほうがスムーズです。
治療を受ける時期についても、あらかじめ産婦人科の先生に相談するようにしましょう。
基本的には妊娠初期(~4ヶ月)と妊娠後期(8ヶ月~)は避け、安定期である妊娠中期(5~7ヶ月)が望ましいとされています。