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2024-12-01 16:29

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妊娠中の薬

2008-11-01 18:14

妊娠中の薬

どんな薬でも、100パーセント安全と言い切れるものはありませんが、現在売られている市販薬は、催奇形性について調べることが義務付けられていて、実験や臨床試験を通して、副作用よりも効能のメリットのほうが高いと判断されたものです。
指定の服用方法に従っていれば、赤ちゃんに影響することはまずありません。
しかし、安心だからといって産婦人科の医師に相談せず自己判断で薬を飲むのは、どんな場合でも避けましょう。
効き目の強い薬などはやはり危険です。
薬が、胎児に最も影響しやすい時期は、妊娠4週から10週までの間で、10週以降になると薬の影響を受けにくくなります。
妊娠4週から10週までの間におなかの中の赤ちゃんに奇形が生じる可能性のある薬を飲むと異常が生じる可能性がありますが、そのような薬はごくわずかであり、必ず奇形が生じるというわけでもありません。
しかし、具合が悪くなった時、妊娠する前にもらった薬を服用するのではなく、必ず、かかりつけの産婦人科の医師に相談し、新たに薬を処方してもらうことが大切です。
持病の薬を服用している場合でも、妊娠中に飲んでもよいかどうか、必ず産婦人科の医師に相談してください。
また、薬を飲んでしまってから心配するよりも、普段から、妊娠の可能性のある時期の薬の服用には気をつける必要があります。
あと、基本的に副作用の心配はほとんどありませんが、漢方薬や健康食品を服用している人も、中には妊娠中に飲んではいけない成分もありますので、必ず医師に相談してください。
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妊娠中の運動 腰痛体操

2008-11-01 18:12

妊娠中の運動 腰痛体操

妊娠中の運動は、自己判断に頼らずに産婦人科医師と相談しながら、行うことが望ましいと思います。
お腹が大きいと、今までどおり運動をして良いものか心配だったり、動くのも大変なのでと、運動不足になりがちです。
運動不足は、妊娠中に太り過ぎてしまう心配や、お産に備えての体力・筋力の低下が心配になります。
妊婦体操は、妊婦さんでもできる程度の、身体を動かして辛くなく、気持ちの良い程度のストレッチですので、運動が苦手の人でも無理がありません。
妊婦体操の指導や教室は、自治体の保健所・保健センターや産婦人科病院などで行っています。
また妊娠中は、常に腰の筋肉に、力がかかっているのですが、赤ちゃんの体重なども支えているのですから、妊娠には腰痛は「つきもの」であります。
妊婦さん向けの腰痛の解消方法としては、姿勢を正しくすることがあります。
普段の生活の中にも腰痛対策の工夫をする必要があります。
家の中で家事などを行う時は、中腰になることも多いと思いますので、背筋を伸ばして正しい姿勢を心がけてください。
歩く時も、姿勢良く背筋を伸ばし、余りお腹を出し過ぎないようにして歩くのもコツです。
靴は、ヒールの無いものにすると安全だと思います。
また腰痛体操の一例として、ネコのように、四つ這いの姿勢で背中を丸めたり、背骨を反らしたりを繰り返すストレッチや、仰向けに寝て両ひざを立て、握りこぶしで腰の気持ちよい部分を押しながら、両ひざを左右交互に倒して腰をひねる体操も、腰痛をやわらげる効果があります。
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妊娠と喫煙

2008-10-31 17:52

妊娠と喫煙

若い女性の喫煙が増えていますが、胎児や赤ちゃんには大問題です。
妊娠中の喫煙や間接喫煙は、胎児に苦しみを与えることになります。
実際、苦しむ姿が超音波で見てみると分かります。
たばこに含まれる成分のうち、胎児にとって特に有害なのは、ニコチンとタールと一酸化炭素です。
ニコチンは、微量でも猛毒です。
血管を収縮させて、血液の流れを悪くし動脈硬化を促進させ、心筋梗塞や狭心症などの虚血性心疾患にかかりやすくなります。
タールには、数十種類近くの発がん性物質が含まれています。
一酸化炭素は、赤血球中のヘモグロビンと結びついて、酸素を運搬する働きを妨害するため、慢性的に脳細胞や全身の細胞に酸素欠乏状態をもたらし、ニコチンの血管収縮作用と重なって、心臓を養っている冠状動脈や脳血管の動脈硬化を促進します。
胎児と妊婦は、胎盤でつながっているため、妊婦の喫煙によって胎児にも影響が出てきます。
妊婦がたばこを吸っていると、胎児の栄養が不良となり、低出生体重児が生まれたり、早産のほか、出血、破水の異常 、前置胎盤、常位胎盤早期剥離、周産期死亡など いろいろな妊娠・出産の異常や新生児異常が起こりやすくなります。
母親が吸ったたばこの中のニコチンは母乳に分泌されます。
しかも、母乳に分泌されるニコチンの濃度は母親の血液中の濃度より高くなり、1日20本以上喫煙する母親の母乳を飲んだ新生児が、いらいらしたり、よく眠らない、下痢、嘔吐、頻脈など、ニコチン中毒の症状がみられることも報告されています。
女性の喫煙は妊娠・出産・育児にも影響しますので、出来る限り控える事が望ましいと思います。

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